東海道を歩く−14・四日市−桑名・後半 (2004.9.20)

最初は午前中に桑名につけば、午後は愛知県に入るかという勢いだったが、
暑い時期の旅は頑張りがきかない。結局、七里の渡しにつくころには、いい時間になっている。
しかも、いざ「到着」してみると、もう駅まで戻る元気が出ないのである。
1.5kmなのでそれまで歩いた距離と比べればたいした距離ではないのだが、
それが。もう歩けない。というところへ、バスが通り過ぎていく。次は1時間先。
結局、歩くのである。


 
サラ金に囲まれたキリスト。どんな罪を負っているのか。(13:19 四日市市蒔田・長命寺南)


「在庫せいりの為、売りつくしたいと 思ひよろしかったら 協力してください」
川のほとりに立つ雑貨屋。川を越えると朝日町。(13:31 四日市市松寺・朝明川南)


旧東海道の案内板とその原版。ただし、原版は自転車により破壊されている。(14:05 朝日町小向・近鉄伊勢朝日駅前)

    
海岸にある火力発電所から、様々な方向へ高圧線が伸びる。
川を渡って、桑名市に入る。(14:27 桑名市安永・員弁川北)

 
曲線の重なりがなかなか美しい、と撮った時は思ったのだが。(14:44 桑名市大福・了願寺)
 
 
釣鐘屋、らしい。このあたりは鋳物が名物だそうだ。(14:55 桑名市東矢田町・天武天皇社西)


いよいよ渡しに近づく。街道は桑名城三の丸の堀端を進む。一応、公園になっているのだが、
ミニ東海道にしてあるとの案内があったので、「どうせ、あるだろ」と思ったら、
案の定、見事な富士山が、ははははは・・・・。(15:27 桑名市片町・宮通バス停東)

 
現代の七里の渡しは、防潮堤の間から対岸を覗かせるのみである。
遠く見えるのが長島。手前の中州までが揖斐川、向こうが長良川である。
長島を越えて、木曽川を越えて、ようやく尾張に入ることになる。(15:36 桑名市船馬町・七里の渡し)

 
さらに河口側を見ると、巨大な水門と櫓。
ただし、この櫓は近年に建築された管理棟である。(15:37 桑名市三之丸・七里の渡し)


よれよれになりながら、駅まで戻る。祝杯をあげたいが、まず水分がほしい。それに、すわりたい。
なんとか駅前のミスドに入る。「抹茶シェイク」と「ウーロンティ」を一気飲みし、さらに水を飲む。
ようやく、ほっとする。(16:22 桑名市有楽町・桑名駅前)


 
一息ついたところで、やはり最後は「その手は桑名のアン・ルイス」である。
実際は、どこでとれたのかは知らないが、焼きハマグリとビールでプハーッ。
ハマグリのしぐれ煮を乗せたお茶漬けで満腹。(16:46 桑名市桑栄町・桑名駅前)

  
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