東海道を歩く−27・袋井―掛川成滝東・前半 (2005.12.3)

まだ暑いと言っているうちに、もう寒くなってしまった。
と言っても、暑い時期の消耗度を思えば、寒い時期に歩くのはずいぶん楽だ。
比べるのも失礼だが、マラソンが冬のスポーツであるゆえんである。
こちらは、マラソンのトップランナーが2時間で走りきってしまう程度の距離を2日間かけて歩くのみだ。
それでも、少し歩くと汗ばんできて、セーターを脱いでしまいこむ。
まだ厳しすぎない風が心地よい。

 
新幹線を乗り継いで浜松へ、さらに在来線で袋井に到着。
近くのラーメン屋で、とりあえずの昼食。やはり暖かいものが食べたい。(12:13 袋井市高尾・袋井駅)

  
前回終了した公園から再スタート。
壁の裏にスタンプ台があった。しかし、スタンプは見あたらない。(12:41 袋井市袋井・静橋北)


しばらく行くと、現代の茶店があった。
徒歩旅行者と見て声をかけてくるが、まだ休んでいる場合ではない。(12:48 袋井市袋井・袋井市役所南)


静岡は松並木が多い。市街地の生活道路が一転、松並木になる。
しかし、一本左には旧一号線が走っていて、交通量が多い。(13:00 袋井市国本・スズキ自動車販売店南)

 
松並木に混じって、もみの木? 
美しく枝を広げるが、葉が立ち枯れた感じ。大丈夫なのか。(13:07 袋井市国本・七ツ森神社東)

 
目を引く派手な装飾と言えば、パチンコ屋である。(13:21 袋井市国本・袋井東小学校東)

 
テント地の倉庫が林立する工場。
色といい形といい、近くにサンダーバード2号がひそんでいると見た(13:26 袋井市国本・ダイオ化成工場前)


「名栗の花茣蓙」が有名であるらしい。かごの形をした案内板とは気が利いている。
と思って近寄ると、取っ手がある。念のため開けてみると、中はゴミステーションだった。(13:35 袋井市国本・大和ハウス工場東)

 
原野谷川を渡る。橋にかかると掛川市に入る。北風に、雲が速く流れていく。(13:42 掛川市原川・同心橋)

 
いかにも厚みのある森が見えてくる。仲道寺の寺叢である。
近くに「椎の木茶屋」という店があったので、椎の木なのだろうか。(13:56 掛川市岡津・仲道寺前)
 
 
それにしても、ここでも「東海道之真中」なのか。(15:33 掛川市岡津・仲道寺前)


トップ    写真館   東海道-26   東海道-28